巻き込まれないで!ネットオークション・ネットショッピングで実際に起こったトラブル集
11月11日はいい買い物の日とも呼ばれており、最近はネットでの取引が盛んに行われています。
そして、利用者が増えるとともに、トラブルも増えてきています。
一体どのようなトラブルが起こっているのでしょうか。
今回はネットオークションとネットショッピングに関わるトラブルについてまとめてみました。
今後の参考にしていただき、安心安全なネットオークションとネットショッピングを楽しみましょう。
期限が決まっている商品の場合、郵送の延着・事故などで開催日に間に合わない、支払いを急がせて商品が届かない等の場合もあります。
また、ファンクラブや興業によっては、転売・譲渡を一切禁止していることもあるので、入札には十分注意しましょう。
次点詐欺の手口(※)です。第三者が出品者になりすまし、メールを送ってきた可能性があります。
オークションのIDをもっていなくても、メールアドレスと銀行口座さえあれば誰でもできてしまうので、よく使われている詐欺の手口です。
直接取引は個人情報が漏れ、二次被害につながる可能性もあります。
※次点詐欺とはオークション入札で、落札できず次点以降の落札候補者になった人に対し、第三者が出品者を装って 「落札者が辞退したので、貴方の入札価格で直接取引したい」と持ちかけて、指定した口座に入金させ騙し取る手口のことです。
第三者が出品者を装う、ネットオークションにおける振リ込め詐欺の手口の1つです。
オークションサイト上で自分が落札者として表示されているかを必ず確認してから、取引をするようにしましょう。
この場合、商品を輸送中に破損してしまった可能性と詐欺の可能性の両方があります。
壊れやすい商品の場合、まずは自分に落ち度がなかったかを確認し、配送業者への確認も行いましょう。
また、本当に商品が壊れているのか、落札者から壊れた商品の画像を送ってもらうことも必要です。
オークションサイトの利用者に、謝礼を餌に代理出品を頼む代理出品詐欺の事例です。
落札者から商品が届かないから返金してほしいと連絡がきても、依頼主と連絡が取れず、詐欺の片棒を担ぎ、落札者をだます加害者になる可能性があります。
出品者側へ有利な条件を提示し、先に商品を発送させようとする落札詐欺の手口です。
あまりにも都合のいい条件を提示し、支払い前の発送を希望してくる場合は要注意です。
少しでも不信な点があれば、取引を中止することもひとつの選択です。
通信販売にはクーリング・オフ制度がありません。
注文時の注意書きをよく読まずに注文すると、「返品・交換ができない」といったケースに発展する可能性があります。
返品や交換についての条件や期間は、利用規約等に記載されていることが多いので、必ず事前に確認にしてください。
個数を誤って入力してしまった可能性や、申込みボタンを2回押してしまった可能性が考えられます。
このような場合は、できるだけ早くショップに連絡して、商品が複数届いていることを伝えましょう。
商品注文時のデータは間違えないよう慎重に入力しましょう。
無名の旅行サイトから航空券の予約をした場合、時にはこのケースのように連絡が取れなくなるなどのトラブルが発生することがあり、料金が戻ってこない場合もあります。
ネットで航空券などを予約する際は、名前を聞いたことがあり、信頼のできるサイトを利用するようにしましょう。
ネット上では商品を直接確認できない為、商品が本物かどうか見極めるのは、難しいものです。
サイトに知名度があるか、返品に関する規定を含めた利用規約が記載されているかなどを確認し、信頼できる販売店・サイトでの購入を行いましょう。
手渡しでの取引で封筒の窓部分からチケットが見える状態で渡されたが、中身を取り出すとカラーコピーされたチケットだったという詐欺が発生しています。
また、舞台やコンサートのチケットは、譲渡や転売を禁止しているものも多く、禁止されているチケットの場合、会場に入場できないこともありますので注意しましょう
大手通販サイトを丸ごとコピーして作られた偽通販サイトがいくつか確認されており、「高級ブランド品の値引きが不自然」「日本語がおかしい」と感じた時には注意する必要があります。
見分けるために、会社名や住所、連絡先、支払い方法などを確認することが重要です。
いかがでしたでしょうか?
詐欺被害以外にも、購入する際のちょっとしたやり取りでトラブルに巻き込まれてしまうケースもあります。
しかし、少し注意すれば、ネットオークションやネットショッピングでは商品を安く購入できたり、欲しいものが手に入ったりと大変便利なサービスです。
今回紹介した内容を参考に今後も安心安全にネット利用をしましょう。
なお、昨今流行しているフリマアプリについての特集は今人気のフリマアプリを安全に利用するための注意点で紹介しておりますので、こちらも合わせてご確認ください。