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ケーススタディで学ぶ インターネット安心安全ガイド

特集記事

オンライン詐欺を見抜くためには

なくならないオンライン詐欺

オンライン詐欺(別名:ネット詐欺)とは、インターネットを通じて行われる詐欺行為の総称です。
どのサイトを利用しているかということはあまり関係なく、インターネットを利用しているすべての人が被害者になってしまう可能性があります。
また、オンライン詐欺については、さまざまなサイトで注意喚起が行われていますが、その都度手口が変わり、あの手この手でいつでも私たち利用者を狙っているのです。

オンライン詐欺であると判断できるポイント

誰もが被害にあう可能性のあるオンライン詐欺ですが、複数の手口があるものの、そこには共通する点がいくつか存在します。
こういった点が当てはまらないかを見ることが、詐欺被害にあわないためには重要です。

リスクなく得られる金額

「サイトを閲覧するだけで大金があなたのものに!」「このメールに返信してくれた方に遺産をお譲りします」など、リンク先への移動やメールの返信といった簡単な作業だけで金銭を得られると思わせるような文章は要注意です。
メールを見て少しでもリンク先へ行こうかと考えたときは、一度深呼吸して、落ち着いて考えてみましょう。

自身の行動をもとにされた脅迫行為

何かを得られるというプラスの方向ではなく、脅迫して金銭を奪おうとする手口もあります。
例えば、「アダルトサイトの動画を見ているあなたを撮影した、周囲の人間に拡散されたくなければ指定の金額を払え」
「あなたの運営する会社の評価を下げる口コミを書かれたくなければ金銭を払え」といった内容です。
「パソコンにカメラが付いているから撮影されたかもしれない」と考えてしまうかもしれませんが、相手は撮影した画像を見せてきましたか?証拠のない脅し文句には従わないようにしましょう。
また、悪質な脅迫の場合は、すぐに警察や弁護士、専門の相談機関などへ相談しましょう。

考える時間を与えないためのタイムリミット

時間をかけて判断されると、詐欺の手口を見破られる確率が高くなってしまうため、
「チャンスは〇時間で消えます!」「今だけ特別です!先着〇人様限定!」などと書き、考える時間を与えないようにする場合もあります。
時間が気になるかもしれませんが、一度落ち着いて書かれている内容全体を確認してみましょう。

わかりやすい誤字や違和感を感じる文章

メールで送られてくる文面で、本来なら発生しないであろう誤字が含まれているものも注意が必要です。
セキュリティソフトなどのスパムフィルターに検知されないように、あえてスペルを間違えた状態で送ってくる場合があります。
違和感を感じる文面の場合は、注意が必要です。

手間をかけさせ、後戻りさせなくする

簡単なアンケートへの回答や、個人情報の入力、そして何かを検索している表に表示されるアニメーションを利用した画面。
利用者に時間と手間をかけさせるために、これらの動作を行わせる手口もあります。
「ここまで回答したし、引き返すのはもったいないのでは…」と考えさせ、その先の詐欺サイトへ誘導するのが最終目的です。
反射的にリンク先へ誘導する場合とは違い、手間と時間を利用者に使わせるからこそできる手口です。

より大きなものを得るために、少額の支払いを要求する

最終的に利用者が得をするかのような文面で、金銭を搾取しようとする手口もあります。「あなたが当選した100万円を振り込むために、手数料の2万円をお支払いください」というようなパターンです。
少し考えれば、「100万円当選しているのなら、そこから手数料を引けば問題ないのでは?」と気づくはずです。

最後に

大金や商品など、利用者の欲を刺激するような文面で、逆に利用者から金銭を奪おうとするオンライン詐欺。
詐欺の手口はより複雑に、多数に分岐していますが、それでも気付ける部分はあるはずです。
そもそも、ある日突然ネット上の知らない人から、無償で大金を渡されることは現実的でしょうか?
そんな美味しい話がきたときは、一度落ち着いて届いた文章を確認しましょう。