さまざまな情報を元に回答してくれるChatGPTですが、
利用する場合には少し気をつけて置かなければいけない点もあります。
ChatGPTは膨大な情報を元に会話をおこなっているため、どのようなジャンルの質問であっても回答することができます。
しかし、会話のもとになっているその情報の中には誤ったものが含まれている可能性も忘れてはいけません。
また、質問への回答に対して、一部正解でないものが含まれることもあるため、【ChatGPTで作成された文章は正しい】と考えるのではなく、かならず内容の精査をする必要があります。
病気の診断などの専門的な知識や経験が必要な質問については、はっきりとした答えは出さずに「医療機関への相談」を提案します。
一般的に言われるアドバイス程度であれば回答してくれますが、専門的な診断はできません。
当たり前ですが、ChatGPTへ他人に危害を加える方法などを質問しても、答えてはくれません。また、誹謗中傷や差別発言についても同様です。
危険物の制作方法について質問をしても、専門家への相談などを促されます。
ChatGPTに入力されたデータは、学習データとして活用される場合もあるため、作成された回答内に含まれる可能性も0ではありません。
住所や電話番号などの個人情報や、社外秘とされている情報は入力しないようにしましょう。