最低限知っておきたい!迷惑メールの事例と対策
一般的に、多数の受信者に一方的に送りつけられるメールのことを、迷惑メールまたはスパムメールといいます。
商品やサービスの宣伝、個人情報や金銭をだまし取ろうとする詐欺、コンピュータウイルスが添付されているものなどメールの目的は様々であり、それぞれの特性に応じて対策を講じる必要があります。
出会い系サイトへ誘導したり、商品を購入させようとするメールの可能性があります!
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アダルトサイトや出会い系サイトへ誘導し、登録させようとするメールの可能性があります!
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お金をだまし取ろうとする架空請求メールの可能性があります!
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フィッシング詐欺※の可能性があります!
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※金融機関などからの正規のメールやWebサイトを装い、暗証番号やクレジットカード番号などを詐取する詐欺。
迷惑メールを規制するために、勝手に広告メールが送られないようにオプトイン方式※1を義務付けるなどの法整備が進んでいます。(※ オプトインは、あらかじめ同意した者に対してのみメール送信が認められる方式)
迷惑メール対策に関する法律で、平成20年の改正により、それまでの「オプトアウト方式※」から「オプトイン方式」が導入され、違反者への罰則強化などが実施されています。
※ オプトアウトは、受信拒否の通知をした者に対しメール送信を禁止する方式
インターネットバンキング等を装うフィッシングメール。
以前は、不正送金等の被害が発生しなければ刑罰の対象にすることができない、という実態がありました。
平成24年に不正アクセス禁止法が改正され、他人のIDやパスワードを聞き出そうとするフィッシング行為そのものに罰則が設けられ、刑罰も引き上げられました。
迷惑メールを防止するための法整備がなされても、残念ながら迷惑メールがなくなっているわけではありません。
被害にあわないために最低限必要な対策をご紹介しましょう。
迷惑メールを開くだけでウイルス感染や意図していない広告・画像などが表示される可能性があります。
知らない相手から送られてきたメールは、開かずにそのまま削除するのが賢明です。
知らない相手からのメールにファイルが添付されている場合、ウイルス感染の危険性があります。
また知り合いになりすまして、画像ファイルなどにウイルスを仕込ませている可能性もあります。
不信な部分があれば、ウイルススキャンを行ってから添付ファイルを開きましょう。
メールのURLをクリックしてサイトを閲覧しただけで、どのパソコンでアクセスしたのか、サイトの運営者に察知される可能性があります。
これによって、サイトの閲覧料や利用料などと称して不当な料金を請求されることにつながるわけです。
メールに記載されているURLを安易にクリックしてはいけません。
フィッシング詐欺の事例は、有名企業を装うものが多数あります。
大手企業が突然、個人情報を入力するようにメールで依頼することは考えられません。
万が一個人情報を要求するメールを受け取った際は、直接利用会社に問い合わせを行い、事実関係を確認するようにしてください。
パソコンやスマホに無差別に送られるスパムメールの受信を拒否したり、怪しいメールを専用のフォルダに振り分けるサービスが、インタ―ネットサービスプロバイダや携帯電話事業者各社から提供されています。
メールを送受信する際に、ウイルスをチェックするサービスもインタ―ネットサービスプロバイダやウイルス対策ソフトのオプションなどで提供されておりますので、導入することをお勧めします。
@T COM(アットティーコム)ではスパムメールなどの迷惑メールの受信を防止する迷惑メールガード、メール送信・受信の両方でウイルスチェックをするメールウイルスチェックサービスを提供しております。