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パスワードの強度をチェックしてみよう

危険なパスワードの強度をチェックしてみよう

さまざまな場所で利用されるパスワードですが、使う文字の種類や数、並べ方によって、強度が大きく異なります。
同じパスワードの使い回しも危険ではありますが、たとえ使い回していなくても、強度の低いパスワードを使用していると、パスワードを推測されて突破されてしまうかもしれません。
強度の高いパスワードを作成し、そのパスワードを使いまわさずに設定することで、より安全に利用できるようになります。

パスワードの強度が重要

では、「強度の低いパスワード」とは一体どのような違いがあるのでしょうか?
そして、パスワードの強度を上げるためには、どのような点に気をつける必要があるのでしょうか?

強度の低いパスワードとは?

・個人情報から推測できる
生年月日をそのままパスワードにしているなど、外部から情報を確認できるものを設定していると、簡単に解読される可能性があります。

・パスワードの文字数が少ない
不正ログインを試みる場合、「総当たり攻撃」と呼ばれる、ツールを使って辞書登録されている単語やさまざまな文字列を使い、パスワードを突破しようとします。文字数が少なければ少ないほど、早く解読されてしまいます

・単純な文字列、初期設定のものから変更していない
「12345」「password」などの初期設定から変更していないものなども危険です。総当たり攻撃によって突破される危険性が高くなります。

・使いまわし
複雑なパスワードを設定していても、使い回していると強度は低くなります。どこか1か所でも情報漏洩が起こってしまった場合、全てのサービスに被害が及びます。

パスワードの強度を上げるためには?

・生年月日やIDなどの個人情報を使わない
・最低8文字以上のものを使用する
・わかりやすい単語をそのままパスワードにしない
・もしものときに備えて、使い回しをしない
・初期設定のままで使用せず、かならず利用開始時に変更する
・パスワード生成機能を使って、複雑なパスワードを作成する

パスワードの強度を調べるには

自分の作成したパスワードの強度は、パスワードチェッカーで調べることができます。
さまざまなパスワードチェッカーがありますが、トレンドマイクロの「トレンドマイクロ ID プロテクション」を利用すると、パスワードの強度だけではなく、過去に漏洩したパスワードと一致していないかも調べてくれます。
一度漏洩したパスワードを利用するのは危険なため、まずはこちらでチェックしてみるといいかもしれません。

安全にパスワードを設定・管理するためには

強度の高いパスワードを作成・設定できたら、次はパスワード管理についても考えていきましょう。
パスワードの管理方法としては、

・パスワード管理アプリやソフトの利用
・ブラウザのパスワード管理機能
・紙やメモへの記録
・表計算ソフトでの管理

などが考えられます。
このなかでも、安全性と利便性の点からパスワード管理アプリやソフトの利用をおすすめします。

最後に

パスワードはサービスを利用するうえで、あなた個人を守るために必要なものです。
悪用されないためにも、どのようなパスワードは利用しないほうがいいのか、どのパスワードであれば強度が高いかなどを知り、適切なパスワードを設定するようにしましょう。