では、「強度の低いパスワード」とは一体どのような違いがあるのでしょうか?
そして、パスワードの強度を上げるためには、どのような点に気をつける必要があるのでしょうか?
・個人情報から推測できる
生年月日をそのままパスワードにしているなど、外部から情報を確認できるものを設定していると、簡単に解読される可能性があります。
・パスワードの文字数が少ない
不正ログインを試みる場合、「総当たり攻撃」と呼ばれる、ツールを使って辞書登録されている単語やさまざまな文字列を使い、パスワードを突破しようとします。文字数が少なければ少ないほど、早く解読されてしまいます
・単純な文字列、初期設定のものから変更していない
「12345」「password」などの初期設定から変更していないものなども危険です。総当たり攻撃によって突破される危険性が高くなります。
・使いまわし
複雑なパスワードを設定していても、使い回していると強度は低くなります。どこか1か所でも情報漏洩が起こってしまった場合、全てのサービスに被害が及びます。
・生年月日やIDなどの個人情報を使わない
・最低8文字以上のものを使用する
・わかりやすい単語をそのままパスワードにしない
・もしものときに備えて、使い回しをしない
・初期設定のままで使用せず、かならず利用開始時に変更する
・パスワード生成機能を使って、複雑なパスワードを作成する