各サイトごとに違うパスワードを設定していても、パスワード自体が簡単なものだと意味がありません。
たとえば、単純な単語や数字のみだったり、推測されやすいパスワードは安全とは言えません。
安全ではないパスワードの例としては、
・文字数の少ないパスワード
・「0000」「0123」「12345」などの数字のみ
・「password」など、辞書にある単語のみ
・利用者の個人情報(名前や誕生日など)
・初期設定のパスワードを変更していない
などがあります。
特に、利用者の個人情報はアカウント名などから判明する場合もあるため、注意が必要です。
パスワードを作成する場合は、
・英字、数字、記号など複数の要素が使われている
・大文字、小文字が含まれている
・意味のある単語の羅列ではない
・利用者の個人情報(名前や誕生日など)を利用しない
・できるだけ文字数を多くする(12文字以上)
など、上記の点に注意しながら作成していきましょう。
覚えやすい危険なパスワードに定期的に変更するよりも、安全なパスワードを一度作成して使うほうが安全です。
その他には、サイトによっては【二段階認証】を設定できる場合もありますので、こちらも積極的に利用していきましょう。
「いくつものパスワードは覚えていられない、どうやって記録しておけばいいかわからない」という方は、各サイトに設定したパスワードを【パスワード管理アプリ】を利用して管理するという方法もあります。