このような危険性があることをあらかじめ知ったうえで、安全にテレワークを行うためにはどのような対策をとれば良いでしょうか?
業務上のデータを共有するために、USBメモリやクラウドサービスが使われることがあります。
USBメモリに関しては、職場の使用ルールに従い、セキュリティ機能付きのものを利用しましょう。また、盗難・紛失などに十分注意することが重要です。
クラウドサービスの場合は、職場に許可を得たクラウドサービスを使うようにしましょう。
公共の場所では、作業中にのぞき見される危険性もあります。プライバシーフィルターを採用することとあわせて、安全な場所での作業を心掛けましょう。
職場で私物末端を使用する許可が出た場合は、セキュリティソフトやアプリを導入して安全性を高めましょう。
OSやソフトのアップデートも小まめに行い、脆弱性を最小限に抑えるようにします。
また、機器自体の盗難や紛失がないように気を付け、データ暗号化など、万一の時の対策も怠らないようにしましょう。
外部から社内システムにアクセスする場合は、職場が指定するアクセス方法で行いましょう。
公共のWi-Fiを利用する場合は、通信内容を保護するために、必ずVPNを使用するようにしましょう。
自宅から接続する場合は、必要なセキュリティ対策がとられた家庭内ネットワークを使用し、ルーターや繋がっている各機器のIDとパスワードも、初期設定から変更すると安全です。
また、ファームウェアの更新プログラムが提供された場合は、すぐに適用することでセキュリティがアップします。自動更新機能がある機器の場合は、設定をオンにしておくと便利です。