今年も立冬を迎え、猛暑日の続く夏から秋へ季節が変わり、冬支度をはじめている人も少なくはないでしょう。

インターネット通販を利用した衣服や履物の購入が当たり前となった昨今、冬物の衣服や履物、ダウンジャケットやブーツなどの購入時期に合わせたトラブルが増えています。

独立行政法人国民生活センターによると、11月～1月に詐欺・模倣品トラブルが集中して発生する傾向があり、正規品取扱を装った詐欺・模倣品サイトで購入してしまうことで「購入してからいつまでも商品が届かない」「偽物が届いた」「業者に問い合わせしても返事が来ない」といったトラブルに巻き込まれる場合があります。

また、購入サイトから決済情報を搾取されてしまう可能性も…。

では、ネット上で購入する際、詐欺や模倣品のトラブルに合わないようにするためには、どういった対策が必要なのでしょうか？

まずは、利用を考えているサイトで、以下の点を確認してみましょう。

• 日本語の字体・文章表記がおかしくないか
• 販売価格が大幅に割り引かれていないか
• 事業者の住所の記載があるか、また記載の住所がおかしくないか（住所が田んぼや個人宅になっているなど）
• 事業者への連絡方法が問い合わせフォームのみ、またはフリーメールのみになっていないか
• 支払方法が銀行振込のみになっていないか
• 利用規約におかしな記載や不当な記載がないか
• サイト内のリンクが適切に機能しているか
• サイトURLの表記がおかしくないか（ブランドなどの正式表記をもじったもの、不正な文字が追加されているなど）
• サイト内の個人情報を入力する画面にSSLが導入されているか
• 口コミなどでトラブルの書き込みは見当たらないか

ネット上には、サーバ情報を調べることのできるサイトが存在します。 初めて使うサイトのサーバが、フィッシングサイト等で使用されていないかを調べておきましょう。
万が一の場合に備えて、お使いのパソコンやスマートフォンにセキュリティソフトを設定しましょう。
例えば、【TOKAI SAFE】など、第三者機関から数多く表彰、世界に認められた製品を利用するのも一つの方法です。
（パソコン（Windows、mac）、スマートフォン（Android、iPhone）に対応しています）
http://service.t-com.ne.jp/option/safe/ 購入前に、まずは運営事業者へ問い合わせを行ってみるのも確認方法の一つとして有効です。
問い合わせの返信内容に不審な点があれば、購入前に気づくことができます。

インターネットでの買い物は便利ではありますが、トラブルが潜んでいる場合もあります。
まずはセキュリティソフトの設定や、初めて利用するサイト情報の確認等、自衛を怠らないようにしましょう。
万が一トラブルにあってしまった場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等に相談しましょう。