暗号通貨を狙った詐欺にはどのような種類があるのか、一部解説していきます。
マッチングアプリなどで知り合った人物に対して、結婚するために必要な資金を投資で稼がせようとする詐欺です。
二人の未来のためにと投資サイトを紹介されますが、そのサイト自体がすでに偽物です。偽物のサイトで投資させ、まるで本当に儲かっているかのように見せることで、どんどん追加での振り込みをさせます。
この詐欺は被害額が大きくなる傾向にあり、被害額が1000万を超えることもあるようです。
こちらは「振り込まれた額を2倍にしてお返しします!」といった説明で金銭を振り込ませる詐欺です。
これだけでは騙される人は少ないかもしれませんが、過去Twitterでは、現金配布企画を行っていた認証済アカウントになりすまして行われたことがあります。
その結果、多くの人が信じてしまい、多額の暗号通貨が搾取されました。
何もしなくても、自分のお金が2倍になるという甘い話は、まず疑いましょう。
大手仮想通貨取引所などを装ったアプリには、送金先・入金先が自分で設定した場所から勝手に変更され、暗号通貨が悪意ある人物へ送金されてしまうものが存在します。
一度送金や入金された暗号通貨は帰ってきません。
このような偽アプリは、公式ストア以外の場所でダウンロードさせることもありますが、偽物でありながら公式ストアのアプリランキングに表示されることもあるため、見分けることが難しい場合もあります。
ダウンロードする場合は、公式ストア以外を利用しないことも大切ですが、アプリ発行者が誰なのかを確認することも忘れないようにしましょう。
取引所のアカウントについての確認メールのふりをして、ログイン情報を盗もうとするメールが送られる場合もあります。
普段と違うメールが届いたときは、メール内のURLは利用せずに、ブックマークしているURLなど、普段利用している方法でログインし、自身のアカウントに問題がないかを確認しましょう。
基本的に、運営会社が利用者のログインパスワードをメールで聞いてくることはありません。