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ケーススタディで学ぶ インターネット安心安全ガイド

特集記事

テレワークから出社体制に戻る時の注意点

会社と家庭のセキュリティ対策は異なる

テレワークを始める際、自宅のセキュリティ対策をしっかりと行っていた方が多いと思いますが、それでも会社が行っている対策とはセキュリティレベルが異なります。
そのため、職場勤務に戻る際は、テレワークで使用していた機器のチェックが再度必要となります。
もしもウイルスに感染していた場合、会社全体の損害につながる恐れもあるからです。

まずは会社の規定と、返還する機器の確認を

PCやスマホ等の機器を職場へと持ち込む場合、最初に必要なのは「会社内の規定に沿った行動」です。
テレワークへ移行した際に、会社から何かしらの機器使用に関する規定が定められているかと思いますので、まずは規定に沿って行動し、併せてその他のチェックも行いましょう。
「自宅でもセキュリティソフトを使っていたから」「プライベートで使用していないから」という理由で、そのまま会社内に持ち込むのだけはやめましょう。
また、急なテレワークへの移行のために、やむなく使用していた個人所有の機器については、引き続き使用するのか、データを会社の機器に移動し、個人所有の機器に入っている業務関連のデータをすべて削除するのか、担当の職員に確認しましょう。

機器のチェックをしていこう

セキュリティソフトでのスキャンとアップデートを

社内のネットワーク回線につなげる前に、セキュリティソフトを使用して、ウイルスに感染していないかを確認しましょう。
また、セキュリティソフトのアップデートがある場合は、必ずアップデートを全て済ませてから業務を開始しましょう。

無許可でインストールしているソフトウェアはないか

今回が初めてのテレワークだった場合、「職場で使用していた機能が急遽使用できなくなってしまった」という方もいるかもしれません。
そして、その機能を補うために、別のソフトウェアをインストールしていることもあるでしょう。
そのソフトウェアを、会社に無許可でインストールしていた場合は、社内での利用前に必ずセキュリティ担当の職員に相談しましょう。
通常、会社から許可の出ているソフトウェアは動作確認が行われ、安全性が確保されています。無許可のソフトウェアの場合は、安全性が未確認のために予期せぬ被害をもたらす可能性があります。

チェック個所まとめ

・セキュリティソフトやパソコン、ソフトウェアのアップデート
・スキャンによるウイルス感染の確認
・テレワーク時に使用していた機器の会社への持ち込みの有無
・私物や貸与端末の利用履歴
・テレワークと職場での業務のルール
・保存データの移動や削除

また、JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)では、【セキュリティ・チェックリスト】が公開されていますので、これらの情報も活用していきましょう。

緊急事態宣言解除後のセキュリティ・チェックリスト
NPO日本ネットワークセキュリティ協会

最後に

今回の緊急事態宣言によってテレワークを行ったことにより、今後のテレワークと職場勤務のバランスが変わるかもしれません。
新しい働き方に変化するその時のためにも、テレワークと職場での勤務の間でのチェックを確実に対応していきましょう