サイトをより早く閲覧するためのキャッシュですが、保存しておくことで発生するのはいいことだけではありません。
キャシュはブラウザごとに自動で保存されるため、手動での保存は必要ありません。自動的に保存された情報を元に、より快適にWebサイトを利用できます。
しかし、キャッシュがたまりすぎると作業用のメモリ領域を圧迫するため、パソコンやスマホの動作が遅くなってしまうこともあります。
もしも「最近パソコンやスマホの動作が遅くなった」と感じている場合は、改善のためにキャッシュを削除してみるのもいいかもしれません。
動作が遅くなった場合の改善策として紹介した【キャッシュの削除】ですが、
実行するとブラウザ内に保存されているキャッシュがすべて削除されます。
「キャッシュを削除したら、入力したログインIDやパスワードも消えてしまうのでは?」と考える方もいるかも知れませんが、パソコンやスマホで入力したアカウント情報はCookieという別の場所に保存されているため、キャッシュを削除しても消えることはありません。
ただ、キャッシュを削除するとWebサイトを表示するために参照していたデータが消えてしまうため、Webサイトを開くときに少し時間がかかるようになることもあります。
キャッシュを削除しても動作が遅いままの場合は、別の原因が発生している可能性が高いため、それぞれの原因にあった対策が必要になります。
【パソコンやスマホの動作が遅い原因の一例】
・メモリ不足
・通信速度の低下
・端末に熱が溜まっている