では、コロナ禍で利用者の増えたサブスクやストリーミングサービスを狙う手口にはどのようなものがあるのでしょうか。
公式サイトから送信されたように偽装されたメールで、利用者の個人情報を盗もうとする手口です。
アカウントの情報更新や利用料金の支払などに関するメールであれば、特に疑いを持たず、記載されたリンク先でいつものようにログインしてしまうことはあると思います。
ただ、なりすましメールに記載されたリンク先では、そこで行った手続きはすべて架空のものであり、あなたが入力した個人情報は盗まれてしまいます。
なりすましメールは以前より進化しており、本物とほぼ違いのない文面で送られる場合もあります。
スポーツの試合などを観るために検索したときに、検索結果に表示されるサイトの中に偽のアプリやサービスへのリンクが紛れ込んでいる場合があります。
検索結果で発見した無料配信サイトで、アカウント登録のために個人情報を入力しても、そもそも配信内容が閲覧できなかったり、配信終了後にサイトごと削除され、登録時に入力した情報を全て盗まれてしまう場合などがあります。
アカウントIDやパスワードなど、ログイン時に必要な情報が盗まれてしまった場合、無断で販売・利用されてしまう可能性があります。
サブスク動画サイトでは、1つのアカウントで複数人が利用できる契約になっていることもあるため、アカウント情報が漏れてしまうと、知らない間に無関係な第三者があなたのサービスを利用していた…ということもありえます。