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特集記事

Windows10の最終版

Windows10の最終バージョン【22H2】

Microsoftは4月に、Windows10の最終バージョンが【22H2】であることを発表しました。

今後Windows10に新機能が追加されることはありませんが、セキュリティなどの更新プログラムは提供されるため、
サポート終了日までは今まで通りWindows10を利用することができます。

Windows10は今後どうなるのか

最終バージョンが発表されたWindows10ですが、これから以下のような動きになります。

■新機能の追加は行われない
最終バージョンが発表されたため、これから先、Windows10に新たな機能が追加される機能更新プログラムは提供されなくなります。
最新の機能を利用したい場合は、Windows11への移行が必要となります。

■サポート終了日までは今まで通り利用できる
以前から発表されていたサポート終了日は2025年10月14日ですが、この日付に変更はありませんので、この日まではWindows10の利用を続けてもなんの問題もありません。
セキュリティ更新プログラムなどは引き続き提供されるため、きちんと適用すれば安全に利用を続けることが可能です。

Windows10を安全に利用するためには

サポート終了日までWindows10を安全に利用するために、利用者は以下について忘れずに対応する必要があります。

最終バージョンへのアップデートを行う

これからもWindows10の利用を続けるのであれば、必ず最終バージョン【22H2】へのアップデートを行いましょう。
一つ前のバージョンである【21H2】は、2023年6月13日にサポートが終了します。
最終バージョンへのアップデートを行っていない場合は、【21H2】のサポート終了日まであまり時間もないため、早めに対応することをおすすめします。

提供されるセキュリティ更新プログラムなどを適用する

最終バージョンが発表され、機能更新プログラムが今後追加されることはなくなりましたが、セキュリティ更新プログラムなどはサポート終了日まで提供が続きます。
インターネット上の驚異は常に進化しているため、あなたの大切な情報を守るためにも、更新プログラムが提供された際はなるべく早く適用し、最新の状態をキープするようにしましょう。

最後に

Windows10の最終バージョンが発表されましたが、今すぐにWindows11に移行しなければならないというわけではありません。
サポート終了日の2025年10月14日までは、更新プログラムを適用していれば安全に利用を続けることができます。
また、サポートが終了した瞬間にWindows10が利用不可になるということはありませんが、セキュリティやプログラムの不具合の修正が行われないため、情報漏洩やマルウェアへの感染対策が不十分な状態になってしまいます。

これからも安全に利用を続けるためには、常に最新の状態を保ち、サポート終了日までにWindows11への移行を忘れずに行いましょう。