QRコードを悪用した詐欺には、フィッシングサイトや不正取引への誘導、マルウェアの感染などがあります。
■フィッシングサイトへの誘導
・QRコードを読み込むと、実在する企業サイトを装った不正サイトへ誘導
・ログインのためにIDやパスワードを入力させることで、個人情報を盗む
■不正取引への誘導
・実在する企業サイトを装った偽の決済ページへ誘導し、
「未払料金があります」などと嘘の通知を出すことで被害者に送金させる
■マルウェア感染
・QRコードからアクセスしたページで不正アプリなどをダウンロードさせ、マルウェアに感染させる
・個人情報が流出する可能性や、カメラやマイクが勝手に使われてプライバシーが侵害される恐れがある
■送金詐欺
「こちらのQRコードから返金対応を行います」などと誘導し、実際には被害者から送金させるという詐欺も確認されている
よくあるフィッシング詐欺の手口ではありますが、QRコードを利用する場所や頻度が増えていること、送られてくる詐欺メールも本物をコピーして作られている場合があることなどから、見分けるのが難しいという点があり、被害が拡大しているようです。