LINEのアカウントを適切に管理しましょう<後編>
前編では、LINEアカウントを乗っ取られる事例やその特徴について取り上げました。
後編では、もしも自分のアカウントが乗っ取られてしまった場合、どのような対応を取るべきか紹介します。
まずは自分のアカウントへログインできるか試してみてください。
ログインできた場合は、そのままパスワードを変更しておきましょう。パスワードを変更してしまえば、以前のパスワードでの第三者の不正ログインは防ぐことができます。
スマートフォン・ガラケーからログインできなかった場合、パソコン版でもログインができないか一度試してみましょう。
スマホ・ガラケー・パソコン、どれからもログインできない場合は、LINEの【問題報告フォーム】カテゴリで「自分のアカウントが盗まれた」を選択して報告を行いましょう。
また、ログインできたとしても、アカウントの乗っ取りが発覚したら、すぐにLINE運営元へ通報を行いましょう。
運営側が被害を把握できれば、これ以上の被害を増やさない為の対策も立てやすくなります。
通報は【問題報告フォーム】から行うことができます。
アカウントの乗っ取りに気付いたら、まずはメールなどの他の方法でLINEの友達リストにいる友人・知人への連絡を行いましょう。そうすれば周囲の被害を未然に防ぐことができます。
問題が発生した場合の対処法http://help.line.me/line/ios/categoryId/10000360/pc?lang=ja
問題報告フォーム https://contact.line.me/detailId/10557
もしも乗っ取られたアカウントから金銭被害などを受けた場合は、すぐに警察へ連絡しましょう。 http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/haiteku/haiteku/haiteku433.htm
ここまではアカウントが乗っ取られた場合の対処法でしたが、 そもそもアカウントを乗っ取られないようにするためには、どのような対策を取るべきでしょうか。
他端末ログイン許可をオンにしていると、パソコンからのログインが可能になります。
普段パソコンからLINEにログインしている場合は、この設定をオンにしておかなければいけません。
しかし、普段はスマートフォン・ガラケーでログインしているという場合は、設定をオフにしておきましょう。
第三者がパソコンから不正ログインすることを防ぐことができます。
※右図のスマートフォン版LINEアプリの「その他」>「設定」>「アカウント」>「他端末ログイン許可」をタップ
※他端末ログイン許可をオフにすることで、パソコンからのログインは防げますが、他のスマホからのログインは可能です。ご注意下さい。
同じIDやパスワードを複数のインターネットサービスで使いまわしていると、どこか一ヶ所でも情報が流出した場合、他のサービスでも被害にあってしまう可能性があります。
面倒だと思うかもしれませんが、ID・パスワードは使い回しをしないようにしましょう。
LINEではアカウント乗っ取り対策として、2014年7月17日からスマートフォン版でログインする場合に、PINコードという4ケタの暗証番号の設定が始まりました。
(1)スマートフォン版LINEアプリの「その他」>「設定」>「アカウント」>「PINコード」をタップ
(2)4桁の数字を2回入力し、「OK」をタップする
※4桁の数字は、「1111」や「1234」などの簡単な文字列や、銀行口座など他ですでに設定しているもの、自分の誕生日など誰でもすぐ想像できるものは、やめましょう。
LINEはアカウントを適切に管理していれば、安心安全で、友人知人とのつながりを持てるアプリです。
IDやパスワードの管理を適切に行い、安全に楽しく利用しましょう。
LINE社では、このアカウント乗っ取り問題に対して様々な取り組みを行っています。
以下の場合、スマートフォン・ガラケーのLINEにトークが届くようになり、不正ログインに素早く気付くことができるようになりました。
当サイトでは、アカウント乗っ取りの事例以外にも、LINEの安心安全な利用方法を紹介しています。
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