ではなぜ、高齢者のインターネット利用者が増加傾向にあるのか。
それは、インターネット利用における様々なメリットが存在するからです。
体が不自由な方でも、ネット通販を利用すれば、自分の欲しいものを自分で注文することができます。何かを買いたいときに、家族等、誰かに買い物を頼む手間も省けます。
ネット検索を適切に利用することにより、認知症の予防にも
ネット検索を適切に利用することにより、認知症の予防になるという研究結果が出ています。ネットを利用して好きな物や欲しいもの、必要なものについて自分から「情報を取りに行く」というプロセスが、脳を活性化させるためです。
IoT機器の利用や、一定期間スマホを操作していない場合に家族にアラートが出る等、今は様々な機能が充実しています。
離れて暮らしていても、異変に気付くことができ、緊急時に対応することが可能になります。
高齢者のインターネット利用者が増えている今、彼らがデジタルリテラシーを学ぶことで、QOL(クオリティオブライフ)の向上に繋がるのではないかと考えられます。