フィルタリングには、【ホワイトリスト方式】と【ブラックリスト方式】があります。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらのフィルタリング方式を利用するか、よく考えて設定する必要があります。
ホワイトリスト方式は、アクセスできるサイトを限定する方式です。
特定の有害なサイトへのアクセスを制限するのではなく、子供たちにとって安全と思われるサイトのみリスト化し、そのリストに記載されたサイトへのアクセスを許可します。リストに記載されていないサイトは、たとえ問題のないサイトでも、アクセスが全て制限されてしまうため、有益な情報が遮断されるなど、インターネット利用時の自由度が制限されるというデメリットがあります。
原則的にすべてのサイトへのアクセスが可能です。
ホワイトリスト方式とは逆で、出会い系サイトやアダルトサイトなど、子供たちに見せたくないサイトのリストを作り、リストに記載されているサイトへのアクセスを制限する方式です。
通常、フィルタリングサービスを販売・提供している企業がリストを作成しますが、リストに記載されるまでは、危険なサイトでもアクセスできる可能性があります。
また、別のアドレスに移転してしまえば、別サイトとして認識され、リストに記載されていないために、アクセスできるようになってしまうデメリットがあります。