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ケーススタディで学ぶ インターネット安心安全ガイド

特集記事

使わなくなったSNSを放置していませんか?

トレンドが移り変わるインターネット

友達との交流や検索にも利用されるSNS。
「mixi」「GREE」「モバゲータウン」をはじめ、「Facebook」「Twitter」「Instagram」「TikTok」など。
インターネットの進歩とともに、これまでさまざまなサービスが登場してきました。

一度は登録してみたものの、最近使わなくなってしまったSNSやブログはありませんか?

アカウント乗っ取りの危険性

使っていないアカウントの放置は、安全面からおすすめできません。
なぜなら、気づかないうちにハッキングされ、乗っ取られる危険性があるからです。

乗っ取られたSNSやブログでは、個人情報を盗まれるだけでなく、本人になりすまして情報を発信することで、犯罪の踏み台にされることも考えられます。
使わなくなったサービスだからと、運営会社からのメールまで確認しなくなってしまうと、不正ログインを警告するメールにも気づかないかも知れません。

また、最近は「Facebookアカウントでログインする」「Twitterアカウントでログインする」など、他のアカウントと連携してログインするサービスも多く見られます。
元のアカウントを乗っ取られてしまうと、連携先も同じく不正ログインされるので、一層の注意が必要です。

アカウントの登録では、ショッピングサイトやオークション・フリマ関連のサイトも同様です。クレジットカードを登録している場合も多いので、特にアカウントの管理は厳重に、あまり使っていないサービスのアカウントは削除するようにしましょう。

放置アカウントをつくらないために

アカウントを放置状態にしないために、使わなくなったサービスでは退会手続きなどをして、アカウントの削除を心掛けるようにしましょう。
そのためには、まず登録しているサービスをすべて把握しなければなりません。

1.登録状況を把握する

登録が必要なサービスでアカウントを作成した時は、必ず記録を残して管理する。
定期的に見直し、使用しなくなったサービスに関してはアカウント削除を行う。

2.サービス運営会社からのメールを確認する

運営会社からのメールは、面倒がらずに確認しましょう。
不正ログインのお知らせのほか、サービス内容の変更など重要な事項が含まれている場合があります。

最後に

「使わないからいいや」と思わず、不正利用をさせないためにも、SNSのアカウント管理はしっかり行いましょう。