ダークウェブにみずからアクセスしなかったとしても、利用しているサイトの個人情報が盗まれ、あなたの情報がダークウェブに流出する可能性もあります。
そんなトラブルに備えて、またトラブルが発生したときに、自分自身を守るためにやるべきことがあります。
他のサイトでも同じパスワードを使用していた場合は、同じパスワードを利用しているすべてのサイトで不正ログインが行われる可能性がありますので、パスワードの使いまわしは絶対にやめましょう。
最近の不正サイトは、簡単に見抜けないほどよく作りこまれています。
情報を搾取しようとするサイトに誘導されないためには、セキュリティ対策ソフトやアプリを利用することで、不正サイトへのアクセスを遮断することも必要です。
また、不正サイトへ誘導しようとするメールなどもブロックしてくれる機能も利用すれば、より危険なサイトへ近づく可能性も少なくなります。
情報を搾取しようとする人物たちは、すぐに新しい手口を生み出し、利用者の情報を狙ってくるため、セキュリティ対策ソフトの更新をおろそかにしていれば、不正サイトやメールの遮断が難しくなります。
また、OSの更新を放置してしまうと、脆弱性が放置されてしまい、みずから不正アクセスできる場所を残しておくような状態になります。
利用しているサイトから個人情報が流出した場合は、まずは公式の発表している情報を確認しましょう。
何の情報が流出しているのか、いつ流出したのか、どのような被害が考えられるのかなど、正しい情報を入手し、それぞれに合わせた対処が必要です。
パスワードの流出であれば、パスワードの変更や二段階認証サービスの設定が必要です。
メールアドレスが流出したのであれば、迷惑メールや不正サイトへ誘導するメールが届く可能性があるため、メールのフィルタリング設定を再度確認しておきましょう。
クレジットカード情報が流出した場合は、すぐにカード会社へ連絡を行い、利用停止の手続きを進めましょう。銀行やネットバンキングの情報が流出した場合も、すぐに利用中の銀行に連絡し、不正利用されないための対応を行いましょう。
もしも金銭的な被害が確認された場合は、速やかに警察に相談しましょう。