実際にどのような脅威がネット上には潜んでいるのか、また、それぞれに適応したセキュリティソフトやアプリは、どのような対策を行えるのかを解説します。
マルウェアとは、コンピューターに何らかの損害を与える不正プログラムやウイルスの総称です。
最近のマルウェアは感染していることに気づかれないように潜伏した状態で、情報を盗み出したり、他のマルウェアのダウンロードを行うこともあります。
【セキュリティソフト・アプリの対策】
常時ファイルの書き込みや読み込みを監視し、不審な通信は遮断したり、不正データを開こうとすれば警告を出すなどの動きが行われます。
また、既に感染しているかを調査し、マルウェアを駆除する機能も備わっています。
OSやソフトの脆弱性(セキュリティの弱点)は、悪意ある人物によって攻撃されてしまうと、マルウェアの感染やデータ流出の出入口となってしまいます。
【セキュリティソフト・アプリの対策】
脆弱性への攻撃を検知・ブロックしたり、更新プログラムの適用に関して通知を行うなど、最新版へのアップロードを促す動きがあります。
不正サイトや広告、なりすましメールは本物と見分けがつかないほど精巧につくられており、気づかずに悪意あるサイトへ誘導されてしまうことがあります。
誘導された先では、個人情報や金銭をだまし取られる可能性もあるため、誘導先のサイトへアクセスしないことが必要となります。
【セキュリティソフト・アプリの対策】
不正なサイトや広告と判断されているサイトへのアクセスをブロックしてくれるため、情報や金銭をだまし取られたり、マルウェアに感染する可能性が低くなります。