投稿日時:2012/05/31
ある日友達から、「IDとパスワードを教えるから、私の代わりに3日間オンラインゲームにアクセスして。」とお願いされました。
そのオンラインゲームは、毎日アクセスしているとログインのボーナスポイントが増えていくようで、友達が旅行に行っている間、代わりに私にアクセスしてほしいみたいなんです。
仲良しの友達だし、問題ないですよね?
オンラインゲームやSNS、ブログなどのサービスでは、個人のアカウントを第三者が利用することは、なりすまし行為として通常利用規約で禁じています。
このケースのように、仲のいい友達からお願いされたとしても、他人のIDやパスワードを使ってアクセスすることは、なりすまし行為となりますので絶対にやめましょう。
日本では、このようななりすまし行為は、不正アクセス禁止法という法律に違反する、犯罪行為となります。
さらに、この不正アクセス禁止法は2012年5月1日に改正され、他人にIDやパスワードを聞くだけでも処罰の対象となっています。
実際に、オンラインゲーム上で「仮想通貨を増やしてあげる」などと持ちかけてパスワードを聞き出して、逮捕される事件が起こっています。
どんなに親しい友達でも、ID・パスワードを教えあったり、他人のアカウントでログインしてはいけないことを忘れないでください。