投稿日時:2014/02/27
「○○銀行 本人認証サービス」というタイトルのメールが来ました。
「お客様のアカウントの安全性を保つために、○○銀行システムがアップグレードされましたので、凍結されないように直ちにご登録のうえご確認ください。」とかかれています。
登録しないとアカウントが凍結されてしまうのでしょうか?
これは大手銀行を装って、2014年1月に実際に発生したフィッシング詐欺の手口です。
送信元のメールアドレスは本当の銀行からのメールのように偽装され、IDやパスワードの入力先として案内している、リンク先の偽サイトには、本物そっくりの画面が用意されています。
あえてフィッシング詐欺への警告文を掲載したり、本物のサイトとの見分け方を紹介して、本物のサイトを演出しているケースもあります。
有名な企業やサービスの名称をかたるメールを簡単に信用してはいけません。
銀行がこのようなメールを通して、IDやパスワードの入力を求めることは、通常ありません。
このようなメールを受け取った場合は、開かず削除してください。
もし、このようなケースで個人情報を入力してしまったら、すぐに銀行に連絡して口座を止めてもらい、消費生活センターや警察に相談しましょう。
フィッシング対策協議会では、最新のフィッシング詐欺の事例と対策を紹介しています。
また、@T COM(アットティーコム)ではこのような悪質なメールの受信を防止するかんたん迷惑メール対策を提供しております。