投稿日時:2017/10/25
SNSの利用が浸透している近年、拡散・影響力が高いという特性から、ありもしないデマ投稿や、世論の操作を目的としたフェイクニュースに注目が集まっていることがあります。
デマ投稿や、フェイクニュースとはいったいどのようなものなのでしょうか。
そして、どのような部分に気を付けたらいいのですか?
デマ投稿とは、ありもしない嘘や、嘘を本当のように見せかけた投稿のことです。
SNSで一気に拡散されてしまうことがあり、災害時には、「動物園から猛獣が逃げ出した」「夜中の●時に次の地震が来る」など、人々の不安を煽る、事実と異なる嘘の情報が投稿されました。
その他にも、「芸能人の●●が死亡」「レンジを使って一瞬でスマートフォンを充電する方法」等、事実と異なる情報や、根拠のない豆知識を装った投稿等、様々な種類のデマがSNS上にはあふれています。
そして、フェイクニュースとは、その言葉通りの偽りのニュース・嘘のニュースのことです。デマ投稿と同じように、瞬く間にSNSを通じて拡散されてしまうことが特徴です。
2016年アメリカ大統領選挙でも、多くのフェイクニュースが飛び交い、選挙戦を妨害したとされています。
デマ投稿もフェイクニュースも、ネット上に多く投稿されています。
一つの情報源ではなく、複数の方法で真偽を確かめ、安易に信じ込まないようにしましょう。
気になる情報の投稿者をチェックすることも一つの判断方法です。
過去の投稿に、いたずら目的や悪意のある投稿をしていないか確認してみましょう。また、登録したばかりで投稿履歴がないアカウントなどは、嘘の情報を流すためだけに作られたアカウントの可能性もあります。
どんなに自分にとって魅力的な情報であっても、鵜呑みにはせず、一度「本当か嘘か」をしっかりと考えましょう。