ケーススタディで学ぶ インターネット安心安全ガイド スマートフォン編

2019年10月29日

【Q&A】公共のUSB充電ポートは危険?!

faq

質問

カフェや空港にある公共のUSB充電ポートは、危ないという話を聞きました。電池残量を気にしないで使えるので、とても助かっているんですが、使わないほうがいいのでしょうか?

解説と対策

公共のUSB充電ポートが危ないと言われている理由は、公共USB充電ポートに繋いだ機器からデータを盗んだり、逆にマルウェアを仕込んだりする「ジュースジャッキング攻撃」にあう危険性があるからです。
手口はUSBポートに細工をしたり、USBケーブルに細工をして、接続機器の情報を盗むというものです。
気づかないうちに大切な個人情報が抜き取られる危険があるうえ、マルウェアを仕込まれると遠隔操作される可能性もあります。
対策としてもっとも有効なのは、公共のUSB充電ポートを使用しないことです。
それでも便利さを優先したい場合は、公共USB充電ポートでは、自分で用意したデータの転送をしない充電専用のUSBケーブルの使用をおすすめします。
また、つねに充電不足でお困りなら、モバイルバッテリーを持ち歩いて備えるようにしましょう。