投稿日時:2014/01/30
SNSやショッピングサイトなどWebサービスのアカウントをいくつか持っていますが、忘れると困るので、全部同じIDとパスワードにしています。
友達には、「それぞれ別に設定したほうが安全だよ」と言われたのですが、本当でしょうか?
2013年12月、総務省は「リスト型攻撃とみられる不正アクセス事件が急増している」と注意を呼びかけています。
このリスト型攻撃とは、何らかの手段によって他者のID・パスワードを入手した第三者が、これらのID・パスワードをリストのように用いて様々なサイトにログインを試みることで、個人情報の閲覧等を行う、サイバー攻撃です。
同じID・パスワードを使いまわすとこのリスト型攻撃による不正アクセスや個人情報の漏えいの被害が拡大する可能性があります。
面倒でも、サービスごとに異なるパスワードを設定することが重要です。
また、パスワードの設定は、8文字以上の英語大文字小文字、数字、記号を組み合わせるのが有効とされています。
IDとパスワードを同じものにしたり、誕生日や電話番号、メールアドレス、ペットの名前など、他人が推測できてしまう情報をパスワードにしないようにしましょう。
あわせて、パスワードは定期的に変更することをお勧めします。
もし不正アクセスの被害が起きてしまったら、警察に相談しましょう。
サイトに「お問い合わせ」などの連絡窓口があれば、アカウント停止や調査を依頼してみましょう。