投稿日時:2013/04/30
自分の使っているSNSに、運営元からメッセージが届いていました。
「重要なお知らせ」というタイトルで、本文には「偽造登録が多発しているので、お客様のIDとパスワードをこのメッセージに返信してください」と書かれています。
どうしたらいいでしょうか!?
これは、2013年4月にSNSで実際に確認されたフィッシング詐欺の事例です。
メッセージにIDやパスワードを入力・返信させて、アカウントをのっとろうとする手口です。
アカウントがのっとられてしまうと、あなたを装って、SNSのあなたの友達にも被害およぶ危険性があります。
また、同じIDとパスワードを別のネットサービスにも使い回している場合は、そのサービスにもログインされてしまうおそれがあります。
例え運営元を名乗るメッセージであっても、不用意にIDやパスワードなどの個人情報を入力してはいけません。
もしも自分のアカウントから怪しいメッセージが送信されていることを確認したら、すぐにパスワードを変更してください。
ほかのネットサービスで使っている同じパスワードについても、すぐに変更する必要があります。
万が一に備えて、ネットサービスごとに別々のパスワードを設定することをお勧めします。
もし、不正アクセスによって被害が起きてしまったら、警察に相談しましょう。
サイトに「お問い合わせ」などの連絡窓口があれば、アカウント停止や調査を依頼してみましょう。
フィッシング対策協議会では、最新のフィッシング詐欺の事例と対策を紹介しています。