投稿日時:2011/10/31
自分が使っている銀行から「○○銀行より大切なお知らせです」というタイトルのメールが来ました。
「暗証カードを再発行することになりました。メールと一緒に添付されている申し込みソフトに必要事項を記入し送信すれば手続きが完了します。」とかかれています。
簡単にできそうなので、手続きしてもいいですか?
これは大手銀行を装って、2011年10月に実際に発生したフィッシング詐欺の手口です。
メールに添付されているファイルを開くと、契約者番号や第一暗証番号、第二暗証(乱数表の番号)の入力を促す記入欄があり、入力された情報はインターネットを通して自動的に詐欺業者に送信されてしまう悪質な手法です。
また、申し込み入り口などと称してURLを記載し、リンク先の偽物のサイトへ誘導するパターンも確認されています。
送信元のメールアドレスが偽装され、本物との区別がつきにくい場合がありますので、有名なサイトからのメールに見えても簡単に信用してはいけません。
銀行がこのようなメールを通して、暗証カードの数字入力を求めることは、通常ありません。
このようなメールを受け取った場合は、開かず削除してください。
もし、このようなケースで個人情報を入力してしまったら、すぐに銀行に連絡して口座を止めてもらい、消費生活センターや警察に相談しましょう。
フィッシング対策協議会では、最新のフィッシング詐欺の事例と対策を紹介しています。
また、@T COM(アットティーコム)ではこのような悪質なメールの受信を防止するかんたん迷惑メール対策を提供しております。