投稿日時:2012/11/30
自分が使っている銀行から「○○銀行より大切なお知らせです」というタイトルのメールが来ました。
「セキュリティー強化のため、サーバーのバージョンアップを行ったので、更新手続きをして下さい。」といった内容が書かれています。
セキュリティーが強化されるなら、手続きをしたほうがいいでしょうか?
これは大手銀行を装って、2012年11月に実際に確認されたフィッシング詐欺の手口です。
メールのリンク先には本物の銀行そっくりの画面が用意され、契約者番号やパスワード、第2暗証番号などの入力を促す記入欄があり、入力された情報はインターネットを通して自動的に詐欺業者に送信されてしまう悪質な手法です。
送信元のメールアドレスが偽装され、本物との区別がつきにくい場合がありますので、有名なサイトからのメールに見えても簡単に信用してはいけません。
銀行がこのようなメールを通して、ログインに必要な情報である、お客さま番号、第一暗証番号、第二暗証番号、ログインパスワードなどの入力を求めることは、通常ありません。
このようなメールを受け取った場合は、開かず削除してください。
もし、このようなケースで個人情報を入力してしまったら、すぐに銀行に連絡して口座を止めてもらい、消費生活センターや警察に相談しましょう。
フィッシング対策協議会では、最新のフィッシング詐欺の事例と対策を紹介しています。
また、@T COM(アットティーコム)ではこのような悪質なメールの受信を防止するかんたん迷惑メール対策を提供しております。