投稿日時:2022/02/25
フリーランスで働いていますが、ときどき「ネット上のやり取りのみで仕事の依頼受付や納品をしていたら、詐欺被害にあった」という話を聞きます。
どのような詐欺行為が行われているのでしょうか?
フリーランサーを標的とした詐欺には、報酬単価のごまかしや、納品後の報酬未払い、応募したアイディアの無断使用などがあります。
また、「報酬を支払いすぎたので返金してほしい」といった内容で、納品物だけではなく、金銭までもだまし取ろうとする場合や、資料として送られてきたデータにウイルスが仕込まれており、アカウントや個人情報が盗まれてしまう場合などもあります。
被害にあわないためには、正式な契約書の作成や、初回だけでも電話や対面での打ち合わせを行うことが有効だと思われます。
また、契約前に相手のことを調べることも大切です。名前やアドレスで検索して詐欺に関する情報が出ていないか、相手が提示している情報が正しいかを確認しましょう。
報酬の未払いやアイディアの無断使用については、個人でのやり取りではなく、弁護士を通して請求すると、スムーズに解決することも多いようです。