投稿日時:2020/03/31
ファイルの置き場として便利なクラウドを職場でも利用しています。
社内のさまざまなデータを保存していますが、安全性は高いのでしょうか?
また、安全性を保つためにはどうしたらいいのでしょうか?
現在は、クラウドサービス運営会社によってセキュリティは強化されていますが、いくつかの問題点も存在することは確かです。
クラウドサービスの中には、保存されたデータの暗号化を行っていないサイトや、アカウントの削除後に保存されていたデータが完全に削除されていないサイト等も存在します。利用する場合は、会社が導入しているクラウドサービスを使用しましょう。
また、個人のデバイスを使用してのデータのやり取りが発生した場合は、各個人のセキュリティ意識が同じ水準かも重要です。
リテラシーが低いと、個人のデバイスが入り口となった不正アクセスなどによる情報漏洩の危険性が高くなります。
そして、会社で導入しているクラウドサービスではなく、個人が独断で使用しているクラウドサービス(シャドーIT)が存在する場合もあります。
この場合、会社側はシャドーITの存在を確認できず、トラブルが発生した際に迅速な対応ができないという問題点があります。
便利なクラウドサービスですが、利用する際は「どうすれば情報を安全に扱えるか」「情報漏洩のリスクを減らせるか」を考えて利用しましょう。