投稿日時:2011/08/26
「○○銀行より緊急のご連絡」というタイトルのメールが来ました。
「カード情報確認のため、こちらのリンクをクリックしてください。」と書かれています。
自分が使っている銀行の名前で送られてきたメールだったら、信用できますか?
これは、本物そっくりに作られた偽のネット銀行やWebサービスのページなどを使って、個人情報を盗み取る、フィッシング詐欺サイトへと誘導するメールの手口です。
「お客様の口座で不審な取引が確認されています」「キャッシュカードのパスワードを変更しないと使用不可能になります」などの言葉で不安にさせ、偽物のサイトへ巧みに誘導します。
リンク先には、本物の銀行そっくりのログイン画面が用意されており、ここで「キャッシュカードの番号」「ログインID」「パスワード」を入力してしまうと、その情報を使ってあなたの口座から預金を引き出されてしまうのです。
送信元のメールアドレスもリンク先のURLも偽装され、本物との区別がつきにくい場合があります。
一番確実なのは、銀行やショッピングサイトなどで、キャッシュカードやクレジットカードの情報を入力する場合は、ブラウザのお気に入りからアクセスすることです。
有名なサイトからのメールに見えても簡単に信用してはいけません。
もし、このようなメールにアクセスして個人情報を入力してしまったら、すぐに銀行に連絡して口座を止めてもらい、消費生活センターや警察に相談しましょう。
フィッシング対策協議会では、最新のフィッシング詐欺の事例と対策を紹介しています。
また、@T COM(アットティーコム)ではこのような悪質なメールの受信を防止するかんたん迷惑メール対策、ページの内容を自動的に判別して、ブロックを判定する有害サイトブロック、フィッシング対策に有効なシマンテックオンラインサービス等を提供しております。