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ケーススタディで学ぶ インターネット安心安全ガイド

インターネットに潜む危険Q&A インターネットに潜む「危険」と、その「危険」を避けるためにはどうすればいいのかを利用用途ごとにQ&Aでご紹介します。

犯人さがしに協力してほしいというメールが…

投稿日時:2013/02/28

質問

突然友達から、変なメールが転送されました。

「恋人が何者かに連れ去られてしまったので、犯人さがしに協力してほしい」という内容です。

「1週間以内に20人にまわさなければ、犯人の共犯者とみなす」とも書かれています。

どうしたらいいでしょうか!?

解説と対策

これは、メールを回さないと怖いことが起こるという、不幸の手紙のような内容のチェーンメールの事例です。

「メールを止めた人が誰かは機械でわかる」といった文章が書かれることがよくありますが、そのような機械はありません。

どんな内容であっても「このメールを転送してください」と書かれたメールを受け取ったら、友達に送ってはいけません。

自分がもらって悩むようなメールは友達がもらっても同じように困るものですから、どうなるか想像してみるとよいでしょう。

もちろん、メールを転送しなくても何も怖いことは起こりません。

チェーンメールは通常知り合いから送られてくるため、受け取らないためには、直接送らないで欲しいということをいうしかありません。

「チェーンメールを回してはいけないよ」と教えてあげて、次からはお互いに「自分のところで止める」とルールを決めるとよいでしょう。

はっきり言えない場合は、削除して放っておきましょう。

受け取ったメールがチェーンメールか自分ではわからない場合は、迷惑メール相談センターに転送・相談しましょう。

  • 転送を呼びかけるメールをもらっても他人に転送しない。
  • 転送を呼びかけるメールに電話番号が記載されていても連絡しない。
  • チェーンメールか判断できない場合は、迷惑メール相談センターに相談・転送する。

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