これはスマートフォンを狙ったワンクリック詐欺の事例です。

パソコンの場合は、上記のような登録完了画面にIPアドレスやプロバイダ名などを表示して、ユーザーの不安をあおる手口がありました。

スマートフォンの場合は、携帯電話の機種名や個体識別番号を表示したり、「電話会社から調べて、自宅へ利用料金を回収しにいく」などとおどして、料金をだましとろうとする手口が確認されています。

あわててお金を振り込んだり、電話やメールで業者と連絡を取ったりすることは絶対にやめましょう。

「こんな金額は払えない」「とんでもないことをしてしまった」という気持ちにさせて、電話やメールやで「間違えた」と連絡させようと、このような業者は企んでいるのです。

身の覚えのない請求は、完全に無視してかまいません。

また、このような悪質なサイトへのアクセスを防ぐために、スマートフォンでもフィルタリングサービスは必ず利用しましょう。

その上で、フィルタリングも完全ではないことを認識し、むやみにリンクをクリックしないこと、何かあったらすぐ親に相談することなど、日ごろから家族でインターネットの使い方についてよく話し合っておきましょう。

もし、どうしても不安に感じてしまう場合や、料金を支払ってしまった時には、消費生活センターや警察に相談しましょう。