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ケーススタディで学ぶ インターネット安心安全ガイド

特集記事

最近よく聞く、シェアリングサービスってなに?

シェアリングサービスって何?

シェアリングサービスとは、インターネットを通して、モノ・お金・サービスなどを個人間で交換・共有(シェア)できるサービスです。

個人間のやり取りを仲介するサイトによって、多くの人が利用しており、代表的なサービスとしては、インターネットオークションがあります。

どんなサービスがあるのか?

シェアリングサービスには、さまざまな種類がありますので、ここではその一部をご紹介します。

物や衣類をシェアしたい

インターネットオークションやフリマアプリなどを利用し、個人間で物や衣類などの売買が行えます。自分にとっては不要でも、誰かにとっては必要なものはたくさんあります。

オークションとフリマアプリの違いですが、フリマアプリは販売者が決めた値段で販売を行うのに対し、オークションは購入者によって値段が上がるという違いがあります。

空間をシェアしたい

ビル内にある会議室や、現在使われていない駐車場などの空きスペースを時間単位で貸し出し、共有することができます。これ以外にも、空いている部屋や家を宿泊用に貸し出している場合もあります。

移動をシェアしたい

同じ目的地へ向かう人同士で相乗りして移動します。

車を所持し、運転するドライバーとしての登録と、相乗りできる車を探す同乗者としての登録があります。ガソリン代や高速代など、移動にかかる費用を複数人で分割することになる為、一人での移動よりも安くすることができます。

その他のシェアリングサービス

この他にも、色々なシェアリングサービスがあります。

  • 家事代行やホームページ制作のように自分の能力や価格を登録して、自分の空き時間をシェアできる
  • 店舗などに設置された本段に、自身の所有する本を置いたMy本棚をシェアできる
  • 同じ地域の人同士で傘をシェアできる

個人間でのやり取りでも安心?

シェアリングサービスを利用する上で、

「仲介サイトを利用したやり取りではあるが、個人間での取引は安全なのか」

という疑問があると思います。


多くの仲介サイトでは、会員登録時に身分証明書などを提出させ、登録者の審査が行われているようですので、安心して利用できます。

提出した書類などはサイトに直接掲載されるのではなく、業者が管理保管しています。

最後に

シェアリングサービスは、それぞれ個人の所有物や能力、時間を共有できるサービスです。

最初は安全面や、貸し出す際の破損についての心配などが大きいと思いますので、まずは借りることから始めてみるのもいいかもしれません。

不安な面ばかりに目を向けるのではなく、貸し出す・借りる際のメリットにも目を向けて利用してみましょう。